平成29年度長和町社会福祉協議会事業計画
長和町では、少子高齢化や人口減少が進み、地域社会における相互連携機能の弱まりに加えて、家族形態や住民意識の変化などが顕著に現れており、誰でもが住み慣れたこの長和町で、それぞれの皆さんが自立した生活を安心して続けることがだんだんと困難になり、今あらためて家族、近隣、地域住民の皆さんの知恵を出し合いながら、地域が抱える様々な生活課題に取り組む必要があります。
町では、「住民自治の基本理念に基づき、住民、行政、議会がそれぞれの役割を確認し、住民参加と協働のまちづくりに関する基本的な事項を定めることにより、活力ある豊かな地域社会の実現を図ること」を目的として、「長和町住民自治基本条例」が2017年4月から施行されます。
そこで、日常生活上の援助、支え合いが必要な者に対して、ボランティアとして助け合いを行い、誰もが自立した生活が営める地域づくりの構築のために、社協で進めております「支え合いサポート事業」と各種事業のさらなる事業を推進していきます。
高齢者などの生活弱者に対するボランティアと連携した生活支援
- 支え合いサポート事業の充実
- 生活支援相談の充実
- 町、福祉団体、ボランティアの連携および生活支援ニーズの把握
- ボランティアの募集、利用者登録の拡大
- 「支え合いサポートボランティア連絡協議会」による事業の充実・拡大について検討
- 生活支援体制整備事業によるコーディネーター事業の受託
福祉に関する地域課題の把握と福祉教育及び啓発
- 長和町社会福祉協議会独自の広報誌発行(年2回)、広報ながわ「社協だよりページ」、有線テレビ「黒耀の里ゆいねっと」、およびチラシ等による啓発
- 保育園、小学校、中学校への福祉教育の実践依頼と交流
- 「福祉のつどい」開催
- 理事、評議員、各種相談員、職員等の研修
- 地区別サロン懇談会の開催
すべての人が地域社会の一員として自律と安心・安全な支え合いまちづくり
- 町防災訓練への参加と協力
- いきいきサロンの充実およびメンズサロン、男性料理交流会の定期開催
- いきいきサロンボランティア研修会の定期開催、グループ活動の推進
- いきいきサロンボランティア連絡協議会の充実とサロン交流
- 生活助け合い資金制度の運営
住民の日常生活支援の推進
- 傾聴ボランティアの充実・育成
- 高齢者ふれあいの旅の実施
- 高齢者ふれあい弁当の実施
- 在宅介護者リフレッシュ事業の実施
- 声の広報の充実
- 心配ごと相談(月1回)事業の実施
- 結婚相談(月1回)および結婚イベントの開催
- 結婚相談活動における他市町村との連携・交流
- 県生活福祉資金貸付相談および啓発
- 「まいさぽ佐久」との連携
- 介護用品の貸出
- 介護用品購入補助
- 民生児童委員会との連携による福祉の推進
福祉団体の自主的活動への支援と連携による協働のまちづくり
老人クラブ連合会、身体障害者福祉協会、母子父子寡婦会、手をつなぐ育成会、精神障害者家族会、戦没者遺族会、保護司会、人権擁護委員会、更生保護女性会、日赤奉仕団、福祉協力会、いきいきサロンボランティア連絡協議会
地域福祉の推進に向けた人づくり・ボランティアの育成
- ボランティア団体との連携と育成支援
- 各種研修会・講習会への積極的参加
- 講習会・研修会の開催とボランティア人材育成
和田コミュニティセンターの指定管理運営
- 施設の管理・運営